2022年9月24日~10月2日
9月24日(土)
今年3度目のイタリア出張へ。
今回は往路スイス航空で、ワタシ初のベーリング海峡、北極回り空路です。
10時間程でグリーンランド上空を通過。グリーンランドは初めて見ました。夏過ぎでも完全に氷雪に覆われています。この土地はグリーンと呼ぶのは厚かましいぞ。
乗り換え地のミュンヘンで一泊。空港近くのホテルの傍のスイス料理レストランに行って、お約束のシュニッツェルを食べてみる。14時間半の拷問フライトの後これを食べられるワタシもなかなか丈夫だと思う。ちなみに同行の部下は疲れ果てて晩飯はパスするそうです。ビール位飲みにくれば良いのにね~。味は悪くないがスイスの物価の高さに萎える。
翌日、ミラノ中央駅でお約束のジェラートを。3ボールを頼んだ筈が何故か二つしか盛ってくれない。喧嘩しきれず。実はちょっと変な風邪引いてて頭が回らなかったんですよね。この後、特急電車から降りるとき、財布やらパスポートが入ったバックパックをごそっと網棚に置き忘れて下車したし。コロナかと思ったけど、僅かに咳が出るぐらいなので無視することに。
夕方Brescia到着、夕飯はお気に入りのピザ屋の内の一軒で。またイタリアにやって来た、と思う。
9月27日(火)
仕事は色々あるが、なんとかこなしていく。夕飯はコナード飯=部屋でスーパーの総菜で済ます。
イタリアビール飲んで、
今回からジップロックみたいのを導入して、水牛のモッツァレラを食べてみる。凄い美味しい。
メインは生ハムで済ませてしまう。イタリアの生ハムは世界一だと思う。
日本では飲めないバスバレスコなんて飲んでしまう。20ユーロ。バローロ・バルバレスコはスーパーの安物(?)の方が取っ付きやすい。それにしても、全く楽しみが無いとは言え飲み過ぎだ。
9月28日(水)
重たい仕事は一応終えてお客さんと一緒に山裾のちょっと良いレストランで祝杯を上げる。
https://www.nuovonando.it/
結構大きなレストランが、9時頃から満席に。着いたころは心地良かったのでテラス席にしましたが、陽が落ちると寒くてちょっと後悔。でも室内は喫煙可で、とても耐えられそうにもなかったな。
高いが地元のビールを飲んでみました。大変美味い、が寒い。
生ハム盛り合わせを4人でシェアする。大変美味しい。
プリモピアット(第一皿)にタアリアテッレ。イタリアで初めてまともなパスタを食べたような気がします。
イタリアはあまりパンが美味しくないのですが、ここのパンはとても良い。
イタリアのワインは今一つ自信がなく、飲んだことがあるワインにしました。トスカナです。
セコンドピアット(第二皿)はこの季節限定の野生の茸(主にポルチーニ)を添えた子羊のソテーにしてみました。肉の焼き加減がちと強めで固くなってしまったのが残念。
このレストラン、山裾にあって車かタクシーでくるしか来ようがないのですが、イタリア人達は全員車。間違いなく全員酒気帯び運転だろーな。ワタシ達はホテルまで45分てくてく歩くのでした。
9月30日(金)
全ての仕事を終えて打ち上げへ、と言っても何時ものピザ屋の一つですが。
カルツォーネ(袋閉じピザ)にしてみました。
このピザは表面が焦げてしまうので中まで熱々に焼き上げるのが難しいのです。2010年にジェノバの近くで食べた時は中は冷たかったです。今回も中は完全には熱々でなかったですね。
10月1日(土)
試練。復路はウィーン経由、11時45分のミラノ→ウィーン行きのフライトに乗るべく9時半にミラノ空港に来てみると、
あれ、チェックインがちっとも始まらない。それにしてもえらい人だかりだなぁ、と思っていると目の前に並んでいるイタリア人おばちゃんからトラブルよ、チェックインできないわよ、と言われるが何がトラブルなのかちっとも分かりません。が、間もなくアナウンスでルフトハンザ航空グループのチェックインカウンター係員が一人を除いて突然ストを始めたことを知る。こりゃダメだと思って、ミラノ市内にもう一泊するかだいぶ高くつくが夕方のフライトを取り直す算段を始めたところで、
グレーのジャケット来た職員が交通整理を始めました。ワタシのフライト出発15分前です。出発が迫るフライトの客から集めだし、順次チェックインさせます。結局ワタシらのフライトの最後から2番目にチェックインでき、45分遅れで出発できたのでした。ワタシらの前でもう諦めて帰る人や、時間と(お金)があるからジュネーブまでタクシーで行く、と去っていった人達も居たし、この職員が声を掛けているのに気が付かない人も居た筈。運が良かったと思います。
ところで、ウィーンから成田までのオーストラリア航空の機内食は最悪でした。夕食が小さなサラダとクリームソースの掛かったペンネ、市販のチョコだけですよ!? タンパク質まるで無し。行きのスイス航空もがっかりでしたが、それ以上。もうルフトハンザグループは使いたくないですね。
それにしても、もうこのシンドイ、イタリア出張は沢山です。