2022年11月20日日曜日

燕岳~大天井岳ピストントレラン

2022年7月24日(日)

後になって(?)判明する暗黒面どっぷりの陸を連れて7月二回目のトレランへ。

中房温泉に夜中に着いて、燕山荘→燕岳→大天井岳をピストンするトレランです。Yamapの消費カロリー計算はちと盛り過ぎと思いますが、まあ、普通は日帰りするルートじゃないですね。

明け方、最後の二台で入れた中房温泉の駐車場

明るくなったら出発。最近、我々の脚はちっとも早くないと認めざるを得ない現実。健脚登山者に追い立てられて燕山荘へ。

いや、素直に抜かれれば良いんですけどね。凄い景色です。あの稜線を走って(歩いて)みたいと思ったワタシ。陸もちょっとだけ思ったそうですよ。

燕岳手前にて

 

3時間弱で燕岳登頂。槍ヶ岳を望む。まずまずのタイムと言いたい所ですが、腿筋使い切ってます。ところで、燕岳、なぜ百名山じゃない!?

そして、燕岳を下りた所で

初めて雷鳥に遭遇。トレランしてるとこう言う大事なものを見落とすんです。向かいから来た登山者に、あ、え、スルー!?みたいなこと言われて初めて気が付きました。「くー」とか鳴かれて心鷲掴みです。

イルカ岩だかを過ぎて、
大天井岳までの稜線を望む。うーむ、結構遠いぞ、ぎりぎりなんとかなるか、と言う所。

稜線の左は日なた酷暑、右は日影で涼しい諸行無常ルートを2時間程で大天井岳に取り付く。こんな気持ちの良い稜線はほんの一部です。この写真の真ん中に実は鞍部があってガツンと下されるんです。はい、きつい。

5時間程で大天井岳登頂。大天荘までのトラバースでは陸に置いて行かれました。引き籠りのくせにその持久力は、天性のものと思いますよ!?

写真を撮っているワタシを置いてとっとこ行ってしまう陸。帰りは基本下り基調です。

こんな所ばっかりだったら良いのにね。

8時間半ほどで下山。登山口に500円で売っている山盛りソフトクリーム。不可避でしょう。

終始素晴らしい景色や初めての雷鳥と刺激に満ちたトレランでした。陸の暗黒面にほんの少しでも光が射しましたように。


 

タグ付き香箱蟹

2022年11月19日(土)

今年も香箱蟹がやってきました。

資源減少の折、遂に香箱蟹にもタグが付くようになりました。
この一番デカいのがワタシのです。ぐふふ。
例に依って奥さんが綺麗に捌いてくれました。

全て剥き取り、身と味噌をざっくり混ぜ、醤油と酢で少し味を調えご飯に乗せる。良く咀嚼して飲み込んだ後、旨味が乗った「ひやおろし」の酒を口に含むと至極です。

惜しむらくは途中から箸が止まらず、気付いたら食べ終わってること、なんです。

Samedi 19 Novembre 2022,

Les parants à Kanazawa nous ont envoyés les clabs. Comme d'habitude, c'est une bijous de la mér norde.

Coin coin,

2022年11月17日木曜日

ピザとワイン

2022年11月16日 乗り換えのヘルシンキにて。

2日間の仕事を終えて、最近ホテル近くに引っ越してきたピザ屋で一人乾杯。お店は街角の気軽なピザ屋から少し小洒落た感じになってコロッケなんて摘みが登場。極細い中空パスタが仕込まれていて食感が面白い。ピザはちと辛いディアブロ、引越前のこのピザ屋で胡椒切らして(笑)作れませんと言われたもの。

ワインは初日の部屋飯のお供、ボルゲリのCS、20ユーロ。贅沢してる!?若すぎるのと、やはり暖かい産地を思わせる口当たり。イタリアでもフランスでも最近の暖かさは20年前には無かったと話を聞きます。CSはボルドーが世界一と思ってますがボルドーもこんなスタイルになって行くのかも知れません。

おまけ

往路ミラノ駅のジェラート。前回はぼられて二玉しか盛ってくれなかったが今回は勝利(?)








2022年11月14日月曜日

イタリアへ

2022年11月13~14日

三泊五日でイタリアへ行きます。

12時間半のフライト後ヘルシンキで乗り換え中。外気温は零度らしい。

フィンランドらしい佇まい?

飛行機はA350-900でした。新世代機に乗れて楽しいが、フィンエアーのエコノミー機内食は美味しく無く残念。おまけにビールがなくなりましたと言われた時のショック! 三席を占有できたのにあまり眠れず。出発前のトレランも効果無し。4時間の待ち時間後3時間のフライトでミラノへ、さらにその後4時間近く掛けて最終目的地のブレシアへ。遠いよ~。

Je suis en train d'aller en Italie a Helsinki.

De Tokyo a Helsinki 12h30.

4h00 d'attend

3h00 d'Helsinki a milan

4h00 en train d`aeroporte de Milan a Brescia.

Trops loin

Coin coin,

2022年10月10日月曜日

イタリア・フランス出張で大失敗 その3 Un grand erreur dans la deplacement en Italie et France 3

2022年6月20(月)~21日(火)

メッスのホテル飯

リヨンで見境いなくワインを買ってしまい、明らかに復路フライトの荷物容量オーバーなので、お土産と思って買ったワインを飲んでしまう。手始めにシャローヌッフ。若すぎて、なんだか犯罪チックな気分。良い条件で寝かせたら本領を発揮するのは10~20年度か。

メッスで良い総菜屋さんを見つけました。小さいキッシュロレーヌ、少し温められると最高なのだが。

南フランスの白ワインも開けちゃおう。若く樽がちときつく、品種の特性が出てこない。これも10年後が旨いんだろうなぁ。
ポワローネギのブイヨン煮。定番の総菜です。

これも定番中の定番、パテ・ドゥ・カンパーニュ。永遠にワインが飲めちゃう。

2022年6月23(水)

3週間の全ての仕事を終え、メッスで気に入ったビストロを再訪し打ち上げ。

ビールが、死ぬほど沁みる
気の良いビストロオーナー。

メインはトロワ5Aのアンドゥィエットでした。最高。
最後にアルマニャックなんて飲みたしちゃったり。
1年で一番日が長い季節です。22時ですよ?千鳥足でホテルへ。ばたんきゅー、なんとか歯磨きはできたらしい。

2022年6月24(木)

金曜の帰国フライトが朝早いので、この日はパリに移動するだけです。

お昼ごろのTGVまでメッスをそぞろ歩き。

気になっていたチョコレート屋さんを覗くと、なんと総菜屋も兼ねているらしく、

なに、この美味そうな総菜は!? もっと早く気が付いていれば!! 家族のお土産に50ユーロもするチョコの大箱を購入しました。

夕方久しぶりにパリへ。

シャンゼリゼでお約束のムール貝を食べました。

ちとトラブルもあったけど仕事はすべて無事終了。良く働いたと思います。奇跡的にスマホも戻ってきたし、後は帰るだけだ!

2022年6月25(金)

搭乗の2時間半前にシャルルドゴール空港に着いたら、エールフランスのチェックインカウンターは大混雑。馴れない自動チェックインに戸惑う自分を含めた搭乗客たち。長い列の途中に巨大な秤があり、ちと心配な預け荷物の重量を測ってみました。制限23㎏に対して25kg、惜しい。行列の中でバッグを開けて手荷物に衣類を移す。あれ、何か足りない・・・チョコとチーズが足りな~い!!!! パリの安ホテルの部屋に冷蔵庫がなく、しかも西日ガンガン当たる部屋だったのでそれらはホテルのレストランの冷蔵後に預けたのでした。朝、荷物を最終的に詰めている時まで覚えていたのにぃー!! もうどう仕様もありません。ホテルに電話して皆さんでお分け下さいと申し出たら、ホテルの人の嬉しそうなこと!!

 

イタリア・フランス出張で大失敗 その2 Un grand erreur dans la deplacement en Italie et France 2

2022年6月15日(水)

メッスでの仕事を一旦終えてリヨンにやってきました。交通の便が悪くストラスブール経由のTGVで5時間も掛かるんですよ。しかもTGVが間引かれているせいか、ヴァカンス=夏休みが始まったのか、TGVの2等席は満員で、5時間席から立てず。漏らすかと思いましたよ。

夜飯はお客さんが見つけて来たリヨンの外れのビストロへ。リヨンと言えばリヨン風サラダでしょう。凄いボリュームです、これで一人分の前菜なんです。若い頃は一人分の前菜にこれを注文してその量に悶絶したものです。3人で分けて丁度良い。

主菜はブレス産若鳥のローストにしてみました。ちと淡泊だけど、とても美味しい。

2022年6月18日(土)

リヨンでの仕事を終え、日曜にメッスに戻るのでこの日は自由な日です。

一緒に行きたいと言うお客さんを連れて、リヨンから急行で二駅、St-Clair-Les-Rochesへ。部下は疲れたのでホテルで寝ているそうです。着いてきているだけのくせに、だらしないなぁ。

ローヌ川を渡って、

北ローヌの白ワイン銘醸地コンドリューへ。

今日はこのワイナリーのお祭りに参加するのです。google mapで選んで訪問試飲を申し込んだら、お祭りに参加して頂戴な、とのことでした。動きやすい恰好で、歩きやすい靴で、水を持って来て下さいと、とてもワイナリー訪問とは思えない指示でした。

ワイナリーを出て、急坂の市街を抜けて、

畑の脇の急坂を上って行きます。熱波がヨーロッパを襲ったこの週、気温は38℃もあります。この辺で運動習慣の無い人は死んでました。ワタシ? 余裕ですよ、わはははー。

コンドリューの丘の上層部まで来ると、ワイナリーの畑にテントが設えてありました。水を飲んだら、

いきなりコンドリューがお待ちです。

コンドリューの畑からローヌ川下流方向を眺める。最高。

今年はここまで極度の猛暑・雨不足だそうです。なんて乾燥しているんでしょう。雑草も殆ど生えていない。逆に、ワタシが手伝っている山梨の畑の難しさを痛感する。

ワイナリーに戻ってセラーを見たら

白ワインから試飲再開。

コンドリュー、うめ~。普段は買えないワインです。

続いて赤ワイン。サン・ジョセフで露払いして至極のコート・ロティに突入する。至福。

一番右のマグナム(1.5L)ボトルのコート・ロティを買いたかったけど、さすがに手が出ず。それでも酔っ払った勢いで偉い値段のコート・ロティ買っちゃった。

偶然とは言え、素晴らしい「午前」でした。炎天下の下、ふらふらとワイナリーから駅に戻りました。

夕食は水曜夜のビストロ再訪

乾いた気候で飲むビールはまた格別

いつも似たようなワインばっかなので、珍しくロゼにボージョレなんて頼んでみる。

そしてメインもビストロの定番ステーキ・フリットにしてみました。ちと噛み応えがありますが、赤身肉の旨味が堪能できます。

さて、素晴らしいけどある意味定番のこのビストロを再訪したのは

このビストロのスペシャリテデザート、ノルウェー風オムレツ(?)を試すためです。

アイスクリームを生クリームで包んで、目の前でブランデー掛けてフランベしたデザートです。美味い!

2022年6月19日(日)

陸風に言うと、やらかした。

リヨンからストラスブール経由でメッスに戻ります。珍しくTGV内で集中して仕事していたワタシ、メッスの前のストラスブールで停車したのを見過ごしており、次はメッス~、お忘れ物のないように~、のアナウンスではっとなり慌ててパソコンやら書類を片付けました。ワタシとしたことが(?)、ここで業務用スマホをするっと座席に落としてしまったらしい。メッス駅で翌日の切符の購入を相談しているときにスマホがないことに気づき、ホームまでダッシュしましたが目の前でTGVの扉が閉まってしまいました。お客さんのスマホを借りて自分のスマホに電話するとTGV社内の人が取ってくれ、「お前スマホ落として行ったよね? オレ、次(最終駅)のルクセンブルクまで預かるけど、どうする?」と。次の電車でルクセンブルクに向かうと言ったら、じゃあ着いたら電話ちょうだい、との申し出。捨てる神あれば拾う神あり。あ、捨てたのはワタシか。大急ぎで駅近くのホテルに荷物を置き、まさに電車に飛び乗り1時間後にはルクセンブルク到着、電話したら5分でメルセデスに乗ってスマホを届けに来てくれたのです。お礼に手持ちのちょっと良いワインを渡そうとしても路駐してるから、急がなきゃ、と言って去られてしまいました。手元を離れた物は絶対に戻ってこないフランスで、こんなことが起きるなんて。あ、ルクセンブルクか。スマホ受け取ってメッスに戻る電車にまたもや飛び乗る。ルクセンブルクには20分しか居ませんでした。ビールでも飲んで行こうかと思ったけど、お客さんのスマホ借りてきたので、慎みました。

ワタシ、テンション上がると時々こういうことするのですが、海外では初めて。 反省。

その3に続く。もう一つ大失敗するんですよ!?