2022年7月31日日曜日

陸と常念岳・蝶ヶ岳周回トレラン?

2022年7月2日(土)

バイト帰り*の陸を車に押し込んで、0時頃自宅を出発。淡々と中央道を長野県は安曇野へ。急な山道を登り常念岳・蝶ヶ岳の登山口、三股へは3時半頃到着。第一駐車場は一杯で、第二駐車場も残り10台と言ったところでした。危ない危ない。陸を起こし北アルプスの登山口であることを告げると、「は? なぜ北アルプス!?」と驚きでいらっしゃいました。

*ぐずる、と書いていたのですが、気付いた陸に修正されました。

満車の三股第一駐車場を5時前出発、うっすらと見えるのは今日登る山のどれかに違いない。三股分岐から常念岳方向へ。殆どの登山客は蝶ヶ岳の方へ行くので、常念岳方向に行くのは少数派のようです。

のっけから激坂が続く。 

2時間程で樹林帯を抜け、しばしば両手を使わないと登れない岩稜帯へ。この辺りから大量の虫に苛まれるように。

8時前、前常念岳到着。本日の第一目標常念岳へは後1時間ちょっとと言う所か。

大変暑く、雪渓で涼みたかったのですが、微妙にルートを逸れて下りないといけないのでスルー。

8時半常念岳2857mに登頂、槍ヶ岳をバックに。9月末に登りたいです。ここで休憩してしっかり食べる積りでいたのですが、余りの虫の多さにさっさと進まざるを得ません。

真ん中の蝶ヶ岳までのこれから行く稜線

ちょっと降りて常念岳を眺める。良い山でした、虫さえ居なければ。

遠くから眺めるよりずっと諸行無常だった常念岳から蝶ヶ岳への稜線、最後のピーク蝶槍の前に一回ガツンと下される。

11時前、蝶槍到着、もうバテバテです。

蝶槍から蝶ヶ岳までは今回我々には唯一走れる区間です。

11時半蝶ヶ岳ヒュッテ到着、ヨレヨレです。500円もするポカリスウェットを一気飲み。

ヒュッテからすぐそこの蝶ヶ岳山頂へ。これで本日の登りは正真正銘終わりです。

常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテ。

蝶ヶ岳から眺める穂高連峰。あの陸が、ここになら紅葉を見にテント泊しに来ても良いな、と言わせる絶景です。

12時に下山開始、終盤現れるゴジラの樹。三股へは13時半に下山しました。8時間半、8~9時間と読んでいたので、予定通りです。

ところで、蝶ヶ岳の辺りから我々と同時に駐車場を出発した若者二人組の登山客と抜きつ抜かれつになり、下山もほぼ同時でした。彼らはトレランではありません・・・我々、ちっとも走ってないんじゃない!? まあ、陸の意識がちょっと変わって来たので良しとしよーっと。

Samedi 2 Juillet 2022,

Je suis monté au Mont Jounen et Mont Tyogatake à Nagano avec mon fils aînée Riku.

Coin coin,

2022年7月17日日曜日

陸と雲取山トレラン

2022年5月29日(日)

暑くて最早下界は走れないので、嫌がる陸を引き摺って東京都唯一の百名山・雲取山へ。山頂は2017mですからちっとは涼しいに違いない。

今回も奥多摩駅からバスに乗り、鴨沢→雲取山→奥多摩駅の約35km、8時間弱の行程。雲取山に登った後、七ツ石山から20kmのランがある事は現地に着くまで陸には内緒です。言おう物なら夜逃げしかねない。

鴨沢のバス停で今回もニャンがお出迎え。陸は満足したので帰るそうです。イヤ、そうは問屋が卸さないよ。

相変わらず背中しか撮らせてくれない。良い天気、今日も早くも暑いです。

2時間弱で七ツ石山の水場へ。頭から水を被って、2.2Lのハイドレを満タンにします。

空気が澄み、富士山や南アルプスの白峰三山まで見えます。

トレーニング不足でバテバテのワタシ、碌に運動していない陸に登りで心配される始末。3時間弱で登頂。ワタシは4度目の雲取山、陸は北岳、間ノ岳、鳳凰三山に続く百名山4座目。

お昼ご飯を食べたら下山ラン開始です。陸に追い立てられるように走るので写真がありません。終盤疲れてきて、苛めなの?オレに罰与えたいの?とかグズる陸を宥めながら4時間程で奥多摩へ。しっかり昼食休憩していたのに7時間半を切りました。

父親と一緒に居たくなくて、一刻も早くネットの世界に戻りたい陸は上着だけ着替えて電車に乗ってしまいました。そんなベトベトで良く電車に乗れるね。

ワタシは駅前の温泉旅館でさっぱりしてから帰途に着くことに。もっとも、下山して15分程直射日光の下を歩いただけで熱中症気味のワタシはお湯には殆ど浸かれず。悲しい。この後、八王子でトレラン仲間との飲み会に合流。トレラン、温泉、ビール、とこの上ない幸せルートでした。

Dimanche 29 Mai,

J'ai couru au Mont Kumonori avec mon fils aînée Riku. Quand méme il ne fait pas excercise du tout, il cours plus vite que moi. Il est jeune. 

Coin coin,

2022年7月16日土曜日

帰国を指折り数える3 J'ai conté les jours restans jusqu'au retour 3

2022年4月、3週間のイタリア出張

ブレシアと言うミラノの近くの小さな観光地に滞在しているのですが、ホテルは旧市街=観光地と駅を挟んで反対側で、旧市街には徒歩15分程の所にあります。到着した後数日は旧市街まで毎夕夕食の買い物に行っていたのです。しかし、傾向、即ち手に入る総菜はホテルの目の前のスーパーCONADと大差なく、買い物含めて1時間はシンドイ、と言うことが分かると、3~4日に一度のピザ屋での外食以外はこのスーパーの総菜、通称CONAD飯で済ませるようになりました。はい、飽きます。どんなものを食べていたかと言うと、

野菜はトマトとか袋詰めのミックスサラダ

副菜は茸のマリネとか

生ハム。秤り売りなんで好みの量を切ってくれるのですが、100g以下だと、「えっ、そんだけ?まじかよ。」と呟かれるので(イタリア語は分からないけど、そんなことを言ってると言うことは分かる)、大抵150g位買うことになって、持て余す。でもこの生ハムは口でとろけるようで、本当に美味しかったなぁ。

主菜はだいたい豚か牛のローストみたいな冷たい物に限られます。

・・・最初は美味しいのですが、3日で飽きる。正直かなり辛いです。

この点、フランスはスーパーにも街中にも総菜屋があって種々の副菜・主菜が選り取り見取りなので苦労が少ないのです。

ワインは日本の1/3の値段なので、普段は飲めないクラスをばんばん開ける。

ネゴシアンものだけでバローロ、20ユーロ。固くて固くて、開いてくるまで3日も掛かりました。

地元の良く知らない品種の赤、24ユーロ。ラベルが微妙にキモイけど大変美味しい。

トスカナはボルゲリ、20ユーロ弱。暖かい産地らしい良く熟した果実味が感じられるけど、もう少しタニックで酸があると良いのに。
バルバレスコ。前述のバローロと隣の産地で品種も一緒ですが、こちらの方が近代的な造りで取っ付きやすい。

で、またボルゲリ。こちらも前述のボルゲリの良く似たスタイル。

2022年5月7日(土)

待ちに待った、指折り数えた帰国の日がやってきました。チェックアウトして荷物をホテルに預けたらまずはブレシアの朝市へ。



お、イタリアでもエスカルゴ食べるのね。
美しい御み足ですこと。


おばちゃんが試食させてくれたサラミが最高に美味い。あぁ、羽田に肉検知ワンワンが居なければなぁ。

おばちゃんの息子?イタリア人らしい調子の良い兄ちゃんからチーズを3つ程買いました。ちと高いなぁと思ったら、買うと言ってないチーズが一つ追加されてたけど、美味しいからまあ良しとする。

時間がまだまだあるので、ブレシア城跡に登ってみる。



ブレシアの旧市街、調和があると思います。日本も見習おうよ・・・日本の調和はてんでバラバラってこと?


19時半のフライトまでまだまだ時間があり、ブレシアの新市街側に戻ってトスカナ風パニーニサンドでお昼ご飯に。全てが終わって飲むビールは最高です。

ミラノ中央駅で空港への電車を待つ間に再びジェラートを。美味しいなぁ。しんどかった3週間が走馬灯のように頭に過る、なんてことはない。どうせまたすぐに来ることになるし。

翌8日(日)19時半過ぎ羽田に到着

アホみたいに5m置きに居る誘導係の間を抜けて、これまたアホみたいな書類チェックを20回位受けて、PCR検査の結果待ち。お客さんの陰性結果が出た後もなぜかワタシの番号が何時までも表示されない。 その間5分に一回くらい、荷物一式を持って別室に来るようにと呼び出しを受ける帰国者たち。ご愁傷様、呼び出し=コロナ陽性で隔離です。お客さんから遅れること15分でワタシも無罪放免、羽田を出たのは22時半でした。ブレシアのホテルでて30時間以上経ってます。フラフラです。日本の経済が何時まで経っても上向かないのがなぜかわかるような羽田での一時でした。

結論、もう、行きたくない。・・・が1月後に行くことが既に決まってます。