2021年7月7日水曜日

八ヶ岳部分縦走トレラン Le petit trail longitudinal aux Monts de Yatsugataké

2021年6月20日(日)

前日に開催されたトレランサークルの定例会は雨だったのでサボってしまいました。その午前中に、調子の悪い腰のフォローアップで医者から「すぐには治らないので気長にお付き合いください。トレランは再開しても良いでしょう。」と言ってもらえたので、急遽翌日曜日に八ヶ岳にトレランに行くことにしました。どこもかしこも雨の予報の関東近縁で、なぜかその辺りだけ晴れの予報でしたんで、じっとしていられなくなりました。トレランサークルの定例会はドクターストップが明けてなくても行く積りだったのは内緒です。

午前3時半世田谷出発、何時も通り予定時間に出られないワタシ。

6時に美濃戸到着。美濃戸口から林道を3㎞ほど行くのですが、普通車がなんとかぎりぎり行ける路面状況です。途中濡れたコンクリートでスリップして登れなくなり、引き返そうにも後続車が来てしまったので、なんとか乗り越えてやってきました。駐車料金千円也・・・そう言う商売をワタシもしてみたい。


6時半登山開始

今回はこんなルートで行ってみようと思います。美濃戸から反時計回りの南沢ルートで赤岳、横岳、硫黄岳と縦走し赤岳鉱泉を経由して北沢を下ります。

もし余裕があれば硫黄岳まで足を延ばします。+2時間? まあ、きっと無理だろうな。


南沢沿いの美しい登山道を行きます。最初は勾配も緩やかで走れるのですが、朝食のお握りをゆっくり咀嚼しているので、ちっとも走れません。

余計な植林の無い、苔むした地面。積雪期に鹿に齧られたらしい跡があります。

ガレ場に出た所で赤岳らしい山並みが見えてきました。なんだ、すぐそこじゃないか。

ガレ場を抜けると赤岳の取付きの行者小屋到着。美濃戸から1時間半ほど。小屋はアホコロナで休業してました。まあ、水貰う訳でもトイレ借りる訳でもなく、ワタシにはインパクトありません。


さあ、行きます。最初は樹林帯の中の急登ですが、

梯子・階段が始まると急に樹がなくなります。強烈な登り。ひーひー言っちゃいます。

しんどくて階段の写真撮るの忘れてます。山頂が近づいてきました。


山頂直下は両手を使わないと登れない岩登りが続きます。ワタシもそろそろ登山用ヘルメットを導入しなくてはいけないです。
なんだか、統一感のない服装だな・・・

美濃戸から2時間40分で赤岳山頂到着。百名山6座目です。南側には富士山から南アルプス、北西側には北アルプスは槍ヶ岳まで見えました。

 

混雑する山頂で写真を一杯取って満足したら縦走開始。 左の二こぶが東西天狗岳、その右の平な所が硫黄岳らしい。近いんだか遠いんだか、ちっとも分かりません。

赤岳から横岳に向かう稜線上。油断すると数百m下で肉塊になれます。 おかしいなぁ、トレランのマイルールの一つは、脚か手を滑らせても命の危険が無い所、だったんですけど。はい、ちょっと前に山岳保険まで入りました。

梅雨の晴間に沢山の登山者たち。己惚れる積りはありませんが、比較的脚力のあるワタシでもシンドイのに、タフなご婦人達と思います。ちなみに全く走る所はありません。早歩きを心がける。

横岳周辺で、ここと白馬?にしか生えていないツクモグサとか言う高山植物に遭遇。

来た道を振り返る。

赤岳から1時間ちょっとで横岳到着。無防備で、最近薄くなってきた前頭部が焼けて痛い。ああ、また美容師さんに怒られるな。

赤岳から2時間程の稜線歩きの後、硫黄岳手前までやってきました。11時半です。わーい、しばらくは走れると思ったワタシ

硫黄岳手前のケルンにて。写真じゃ斜度が伝わらないのが無念。はい、走れません。疲労と高度のため、ちょっと走ろうものならぜーぜー言っちゃいます。

爆裂火口

お昼前硫黄岳到着

硫黄岳から南側、右から権現、中央が赤岳、左の突起が横岳です。

暑からず寒からず風もなし。お昼寝をしたくなる心地良さ。去り難くなったのは一昨年の涸沢以来。なんだか、ワタシはここで見てはいけないもの、知ってはいけないものを知ってしまったらしい。

さて、昼食休憩をしながら地図と睨めっこ。ここから美濃戸まで下山するには2時間から最長3時間。硫黄岳まで往復すると、さらに+2~3時間。体力的には硫黄岳もいける気がするが、それをすると美濃戸到着は17時頃か。そして帰宅は21時ぐらいになるかもしれません。しばし葛藤の後、明日は仕事さぼれないので、無理はせずに下山することに。体力の問題じゃないんですよ!?


赤岳から赤岳鉱泉までのルートは単調で勾配がキツク、ちょっと荒れていてつまらない。

1時間で赤岳鉱泉到着。日曜の午後なのに沢山の登山客。奥さんはどうやら昔ご近所さんとここに泊まったらしい。

北沢沿いに淡々と下ります。基本的に走れるところが多いのですが、写真を撮ってばかりでちっともペースが上がりません。若い登山カップルに抜かれて、追いつけない始末。

赤岳から2時間で美濃戸に下山。長かったです。 下りを飛ばすと膝が痛いので、スピードが出ないのです。

あれ、消費カロリーは4000kcalに全然届かず。

落ちはないですが、八ヶ岳連峰を南は観音平から北は蓼科山まで一日でトレランしたみたくなったワタシ、これって中毒!?

 

Le samedi 20 Juin, 2021

J'ai fait le petit trail longitudinal aux Monts de Yatsugataké.

C'était dur mais intéréssant. 

Coin coin,

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