2021年8月13日金曜日

引き籠り陸を連れて白峰三山縦走トレラン Le trail des trois somets du Shiraminé avec Riku

2021年7月21日(水)

連休前日ですが無理矢理仕事を片付けて、この1年半ほぼ引き籠り陸を連れて、南アルプスは白峰三山縦走トレランに行くことにしました。白峰三山とは、

北岳:標高3193m、国内2位

間ノ岳:標高3190m、国内3位

農鳥岳:標高3151m、国内15位

凄いですね、ワタシも3000m越えは初めてです。陸、君は生き残れるか!?

深夜2時半に自宅を出発、奈良田には5時前に着きました。350台停められる筈の第二駐車場が無くなっており、駐車場キャパは30台!? この写真の奥の車列端に車をねじ込む。つくづく平日に来て良かったと思います。

5時半発の広河原行きバスに乗ります。 

なぜ、白い短パン!?

7時前、標高1592mの広河原から登頂開始。近いんだか遠いんだか良く分からない北岳が見えます。


最初こそ緩いが、すぐに急登に。登り始めに追い抜いたご婦人から、「あら、良く似てるけど・・・?」と言われました。親子か兄弟か迷ったらしい。「残念ながら親子です!」と答える陸。ぷぷぷ。ワタシが若く見えるんですよ!?

ものの15分でバテた陸。 遅いぞ。

沢で顔洗ったりしつつ、

1時間半で標高2230mの白根御池通過。だいぶ近づいてきた北岳さん。ここから稜線に出るまでがキツい登りです。ヨレヨレの陸。

10時、稜線に出る。早くも絶景、陸の後ろは鳳凰三山です。

去年8合目で敗退した北岳が見える。近々獲ってやるからな。

ワタシには走ろうと思えば走れる気持ちの良い稜線ですが、心肺機能が低下している陸は酸素が足りないそうです。歩くので許してやる。

10時半、北岳肩の小屋到着。小休止。

股富士。

11時過ぎ、北岳山頂到着。素晴らしい景色。陸もここで何か見ては行けないものを見てしまったらしい。が、「二度と行かない。」後日談。

これから行く稜線が見える、登山雑誌でも良く目にするカットで真ん中が間ノ岳。うーむ、遠いぞ。早くも時間が心配になる。

写真じゃ良く分からないが、お花畑になってます。

12時過ぎ、前の写真の真ん中の赤い屋根の北岳山荘で昼食。冷たい水が無料で貰えるのが嬉しい。

間ノ岳への登りに取り掛かる。通過してきた北岳方面の景色が美しいですね。

切り立った北岳と違い、嫋やかな間ノ岳。もう少しです。少し高山病の気配がある陸を時折休ませながら進みます。ワタシは標高3000m超でも全く問題なし。わはははー。

間ノ岳直下の雪渓で一休み

13時半、間ノ岳到着。はい、疲れたね。

ゆっくりしたい所ですが、時間がないのでさっさと出発。 まだまだ遠い農鳥岳(↓)。予定よりだいぶ遅れており少々焦る。が、焦ることを認めつつ気を引き締めるよう自分にも陸にも言い聞かせる。まあ、農鳥小屋に泊まる準備もしてきています。そのためにも無理して平日に来たのです。

間ノ岳の下りはガレて足場が悪く、スピードが出ません。

14時18分、農鳥小屋到着。賢い人はここでストップするのでしょうが、まだ中天にある太陽を見て、賢くない我々は進みます。全身汗みどろで、シャワーの無い山小屋泊りはイヤと言う意見で親子一致。

農鳥小屋からはかなりの急登ですが、時間が押していることを理解する陸が発奮。

西農鳥岳通過。色っ白かった陸の脹脛がピンク色になっているのにお気づきでしょうか? 猛烈な日焼けしてます。

農鳥岳への美しい稜線

15時半、農鳥岳登頂。農鳥小屋から1時間半です。コースタイム2時間5分ですからかなりのペースでした。偉いぞ陸。

農鳥岳を越えれば大門沢下降点はすぐです。

しんどいなりにここまでは楽しんだ陸、後は下るだけと気楽に思っていましたが、ここからが地獄の下りです。ワタシも良く認識していなかったのですが、大門沢下降点(2823m)から奈良田(840m)まで実に標高差2000mを一気に下るのです。

大門沢小屋までの激下り、大門沢小屋以降の夕立と日没で写真は無し。疲れ果てゾンビ化した陸、脚が痛くて大門沢小屋以降は完全な歩きに。奈良田の駐車場には20時半帰着。知らないとさすがに堪える下りでした。

それにしても若いって、凄いですねぇ。ろくに運動していなかったのに14時間歩き通しましたよ、陸。とは言え、陸は翌日から激しい筋肉痛で生まれたての鹿のように歩いてました。おまけに酷い日焼けで病院にまで行くことに。たまにはお日様浴びて運動しようね!?

このルートは二度と来ないと宣う陸、ちょっと前にワタシが行った赤岳ならちょっとだけ行っても良いと思うそうです。そう思わせただけで無理してこのルートを走破した甲斐があると言うものです。

Mercredi 21 Juillet 2021,

J'ai fait le trail des trois somets du Shiraminé avec Riku qui avait resté dans la maison depuis un an et demi.

Ce trail inclus le deuxième haut sommet au Japon, le Kitadaké. Evidement une route très dur. Mais, il a fallu faire une acitivité dur pour activer Riku.

Finalement, il a reussi de marcher pendans 14 heures et il a gagné quelque chose qu'il n'avait pas.

Coin coin,

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