2021年10月17日日曜日

引き籠り陸を連れて鳳凰三山トレラン Le trail aux trois monts de phenix

2021年9月27日(月)

この日~月はワタシが温めていた上高地-槍ヶ岳往復トレランのための日でしたが、引き籠り陸をトレランに連れて山梨は鳳凰三山にトレランに行くことにしました。鳳凰三山は以下の連山で成り立つ百名山の一つです。

薬師岳:2780m

観音岳:2840m

地蔵ヶ岳:2764m

何気なく書いているけど、変態ルートには違いない。

槍ヶ岳がダメなら常念岳-蝶ヶ岳の三角トレランにしたかったのですが、日曜に陸がグズって、ちっとも準備をしてくれないので月曜早朝発で行ける近場にせざるを得なくなりました。ところで、トレランどころか、父親とどこかに行くなんて死んでもイヤな陸、なぜこんな目にあっているかは内緒です。そう、陸には選択権がないのです。

3時半世田谷の自宅出発、

夜叉神峠駐車場には6時過ぎ到着です。平日のおかげでこの駐車場まで自分の車で上がってこられました。

お握りをお腹に詰め込んで6時半出発。不機嫌陸、正面の写真を撮らせてくれません。今回は同じルートを往復する24km、2450mアップ、最大10時間の予定です。

のっけから地味にしんどい登り。美しい森ですね、紅葉の頃来たいです。

この写真だけRawから弄り倒して現像。デジカメの写真って凄い。

30分程で夜叉神峠到着。7月に陸を連れて行った白峰三山が良く見えます。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。今回はこの白峰三山の眺めを楽しみにしていたのですが、この後終始雲が掛かってしまい、この山並みが見られたのは朝の内だけ。「あんな所を行かされるなんて、可哀そうなオレ」とか言う陸。

比較的走れる所が多いルートです。

もちろん、所々ガンガン登る。この辺りからグズリまくり、自分で吐いた呪詛に当たる陸。鬱陶しいったらありゃしない。

9時、南御室小屋到着。優しい?父に諭されて少し機嫌を直した陸。相変わらず後ろ姿しか撮られてくれないけど。

ここの水は最高に美味いです。陸によると某社の南アルプスの天然水は社員がポリタンク抱えてここまで来ているらしい。

今日の行動食はシリアル(フルグラ)、マンダリンオレンジのドライフルーツ、ミックスナッツ、さらにブドウ糖結晶を混ぜたものです。我ながら中々美味しく、そして良く効きます。

薬師岳に向けてガンガン登ります。この区間が一番シンドイかな。


ただトレランをすることがイヤな陸、山で食べられる果実を調べて来たそうです。

10時、薬師小屋到着

ホットサンドと昨晩の残りのコロッケのコロッケパン。せっかくのコロッケなのにパンが異常に不味い。 ちなみに陸の分の食料は全てワタシが背負っています。ちっとは感謝しても良いんだよ、陸!?

薬師岳はもう少し。熱心に果実を探す陸。

10時20分、薬師岳登頂。相変わらず後ろ姿がエモいそうです。

観音岳に向かいます。この辺りでようやく紅葉の走りです。

10時45分、観音岳登頂

一瞬だけ北岳様がお目見え。

そして、この辺りから再び陸がグズリだしました。ここで引き返そう、と煩いのです。一回ガツンと下らされるのがイヤらしい。ここまで来て地蔵岳行かない手があるか!?と聞いたら、全然構わないそうです。

11時半地蔵岳の目の前のピークから地蔵岳のオベリスクをバックに。中央道甲府辺りからこのオベリスクが見えるのをご存じですか?

ここで陸のグズリは最高潮に。5分で着く目の前の地蔵岳に行かずにここで待っていると言う始末。でも、写真を撮ってくれた登山者に励まされて、渋々行くことに。

地蔵岳のオベリスク直下にて。

ワタシだけ尖塔近くまで登ってきました。

さて、帰途に着きます。その瞬間、機嫌が回復する陸。爆笑ものです。

観音岳への登り返しがシンドイ

薬師岳直下の賽の河原?

薬師小屋で再び小休止し、残りのホットサンドとコロッケパンで二度目の食事。

復路は極力小走りで行きました。陸が運動が嫌いにもかかわらず如何に持久力があるか、そしてワタシが運動を好き好んでやっているか否かについて、下らない議論をしながら。

夜叉神峠駐車場には16時帰着。夜叉神ヒュッテでお風呂に入ったのですが、あまりに気持ち良くて動きたくなくなりました。

今回のYamap活動データ。5000kcalはちと盛り過ぎと思いますが、新記録です。

さて、前回の白峰三山の時は全くグズらなかった陸、あの時は往復ルートじゃなかったので進まないと帰れなかったからだそうです。はい、次から周回コースのトレランにしようね・・・そういう問題ではないのかも知れないけど。


Lundi 27 Septembre 2021,

J'ai fais le trail aux trois monts de phenix à la Yamanashi préfécture avec Riku.
C'est une bonne route pour le trail.

Coin coin,

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