2021年4月25日日曜日

トレランを口実にカメラを購入 J'ai acheté un nouveau appareil photo en raison de trail

2021年4月某日

山を走る時は専らSony NEX C3に換算24mmのSEL16F28を付けてましたが、カメラは劣化が進み、なんとか写真こそ撮れるものの、内臓バッテリーは死に、メニューダイアルはなかなか反応しなくなって設定を変えるのに一苦労するように。コンパクトで良いシステムなんですけどね~。

今年は甲斐駒ヶ岳、北岳・間ノ岳縦走、槍ヶ岳をトレランすることを目標にしているワタシ、山の風景を美しく撮ってくれる新しいカメラが欲しくなりました。

さて、山用カメラに求められる条件は、

①換算28mm以下の単焦点レンズ

②センサーサイズAPS-C以上、最低でもm4/3

③トレランザックのポケットに収まるサイズ


①去年白山を走ったときに実家のSony RX100M1を持って行ったのですが、行程中結局広角端の28mmしか使わなかったので。

 

Sony 公式HPより拝借

② ①のカメラは1インチのセンサーなのですが、写真のダイナミックレンジの低さが気に入らなかったので。もっともこれはもっと後の世代のRX100なら改善されている可能性はあります。

③走って(歩いて)いるときにトレランザックのフロントもしくはサイドポケットからさっと取り出せないと、撮影頻度が下がるので。

これらの条件を満たす現行のカメラは、リコーのGRIIIしかありません。

これ、ちっちゃくて、でっぱりが少なくて、トレランには最高のカメラと思います。が、格納式レンズの宿命なのかセンサーにゴミが着く報告がちらほらあるのが気になります。風景写真は絞りを絞って撮るので、ゴミが写るのは必至。そして、ワタシはトレラン中たまに?転ぶのですが、転び方によっては可動部を壊しそう。

①②を満たす現行品の候補にはこんなのもあります。


 Sigma dp1 quattro。萌える、欲しい。が、トレランザックのポケットからはみ出します。そしてセンサーの特性から、ちょっと光が足りなくなると難しそう。

中古品ならこんな選択肢が、

Fujifilm X70。公式HPがすでに存在せず、この写真から結論がバレてしまうのは玉に瑕。以前から試してみたかたったFujifilm独特のセンサーや、富士フィルムのフィルムを楽しんだワタシにはフィルムシミュレーションが気になります。

そして大穴には、


高感度耐性の低さには目をつぶって一時期はこれに決めかけてたのですが、如何せん中古品の球数が少なすぎました。

最終的にFujifilm X70に決めてヤフオクやメルカリを毎日チェックしてましたが、競り負けたり、メルカリに至っては値段交渉が成立して決済中に他の購入者にさらわれる始末。怒。ワタシと同じ条件でカメラを探している人間がそれなりに居るのですね。

中古品を買うのに疲れてGRIIIをポチリかけたその時、メルカリでX70の中国向け未使用品が出品されたを見つけました。マニュアルが中国語なのが嫌われたか、競争者が殆どおらず、即買い。

左がX70、右がC3+SEL16F28。
厚さはX70の勝利と言いたい所ですが、

保護フィルターと社外品のフードを付けたら、厚さも同等になり、X70が全面に渡って一回り大きくなりました。

C3+SEL16F28が350g

X70は 368gで、重量は同等です。

さて、③を試します。

冬用のNorth Face TR Rochetのポケットにはちょうど良く収まり、取り出しもスムーズです。

モデルは顔を写させてくれない意地悪渓太

夏用のSalomon Advskin 8 にも上手く収まるのですが、こちらは入り口がキツクて取り出しには一苦労します。X70の美点とも言える各種ダイアルが収納・取り出しの度に動いてしまうのです。

画質を云々しなければ携帯性ではGR3がワタシの用途にはベストなのかも知れません。

蛭ヶ岳手前から。

で、良い写真が撮れるのか?と言われるとへぼなワタシには大変満足な画質です。

 

 Un jour en avril 2021

J'ai acheté un nouveau appareil photo en raison de trail. 

Coin coin,


 

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