2022年7月16日土曜日

帰国を指折り数える3 J'ai conté les jours restans jusqu'au retour 3

2022年4月、3週間のイタリア出張

ブレシアと言うミラノの近くの小さな観光地に滞在しているのですが、ホテルは旧市街=観光地と駅を挟んで反対側で、旧市街には徒歩15分程の所にあります。到着した後数日は旧市街まで毎夕夕食の買い物に行っていたのです。しかし、傾向、即ち手に入る総菜はホテルの目の前のスーパーCONADと大差なく、買い物含めて1時間はシンドイ、と言うことが分かると、3~4日に一度のピザ屋での外食以外はこのスーパーの総菜、通称CONAD飯で済ませるようになりました。はい、飽きます。どんなものを食べていたかと言うと、

野菜はトマトとか袋詰めのミックスサラダ

副菜は茸のマリネとか

生ハム。秤り売りなんで好みの量を切ってくれるのですが、100g以下だと、「えっ、そんだけ?まじかよ。」と呟かれるので(イタリア語は分からないけど、そんなことを言ってると言うことは分かる)、大抵150g位買うことになって、持て余す。でもこの生ハムは口でとろけるようで、本当に美味しかったなぁ。

主菜はだいたい豚か牛のローストみたいな冷たい物に限られます。

・・・最初は美味しいのですが、3日で飽きる。正直かなり辛いです。

この点、フランスはスーパーにも街中にも総菜屋があって種々の副菜・主菜が選り取り見取りなので苦労が少ないのです。

ワインは日本の1/3の値段なので、普段は飲めないクラスをばんばん開ける。

ネゴシアンものだけでバローロ、20ユーロ。固くて固くて、開いてくるまで3日も掛かりました。

地元の良く知らない品種の赤、24ユーロ。ラベルが微妙にキモイけど大変美味しい。

トスカナはボルゲリ、20ユーロ弱。暖かい産地らしい良く熟した果実味が感じられるけど、もう少しタニックで酸があると良いのに。
バルバレスコ。前述のバローロと隣の産地で品種も一緒ですが、こちらの方が近代的な造りで取っ付きやすい。

で、またボルゲリ。こちらも前述のボルゲリの良く似たスタイル。

2022年5月7日(土)

待ちに待った、指折り数えた帰国の日がやってきました。チェックアウトして荷物をホテルに預けたらまずはブレシアの朝市へ。



お、イタリアでもエスカルゴ食べるのね。
美しい御み足ですこと。


おばちゃんが試食させてくれたサラミが最高に美味い。あぁ、羽田に肉検知ワンワンが居なければなぁ。

おばちゃんの息子?イタリア人らしい調子の良い兄ちゃんからチーズを3つ程買いました。ちと高いなぁと思ったら、買うと言ってないチーズが一つ追加されてたけど、美味しいからまあ良しとする。

時間がまだまだあるので、ブレシア城跡に登ってみる。



ブレシアの旧市街、調和があると思います。日本も見習おうよ・・・日本の調和はてんでバラバラってこと?


19時半のフライトまでまだまだ時間があり、ブレシアの新市街側に戻ってトスカナ風パニーニサンドでお昼ご飯に。全てが終わって飲むビールは最高です。

ミラノ中央駅で空港への電車を待つ間に再びジェラートを。美味しいなぁ。しんどかった3週間が走馬灯のように頭に過る、なんてことはない。どうせまたすぐに来ることになるし。

翌8日(日)19時半過ぎ羽田に到着

アホみたいに5m置きに居る誘導係の間を抜けて、これまたアホみたいな書類チェックを20回位受けて、PCR検査の結果待ち。お客さんの陰性結果が出た後もなぜかワタシの番号が何時までも表示されない。 その間5分に一回くらい、荷物一式を持って別室に来るようにと呼び出しを受ける帰国者たち。ご愁傷様、呼び出し=コロナ陽性で隔離です。お客さんから遅れること15分でワタシも無罪放免、羽田を出たのは22時半でした。ブレシアのホテルでて30時間以上経ってます。フラフラです。日本の経済が何時まで経っても上向かないのがなぜかわかるような羽田での一時でした。

結論、もう、行きたくない。・・・が1月後に行くことが既に決まってます。


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