2020年9月15日(日)
せっかくの4連休なのに中日に仕事の奥さん、土曜は登校の挙句山岳部の山行がある渓太、バイトな陸、と言うことでワタシはどうぞご自由にとあいなりました。亭主元気で留守が良い典型です。
前から気になっていた石川県は白山へトレランに行ってきました。
金沢の実家を5時半出発、
白峰の一ノ瀬駐車場に7時前到着。ワタシは最後の駐車場に入れましたが、後10分も遅かったらもっと手前で路駐場所を探す羽目になるところでした。予想通り沢山の登山客。
今回はこんなルートで行きます。
初めての白山となれば通常はバスで別当出会まで登り、最も平易と言われる砂防新道を登ることになるのでしょうが、へそ曲がりなワタシは一ノ瀬から登山を開始するチブリ尾根、御舎利山、南竜ヶ馬場を経由して御前峰を目指します。登山客でごった返すであろう砂防新道を避けること、砂防新道往復にせて、復路を観光新道にするにせよ別当出会を往復とも利用すると距離的にちと物足りなく見えたのも理由です。
一ノ瀬の駐車場の横から入山
別山まで8kmですから御舎利山の分岐までは7.5km、長いですね。
チブリ尾根コースはため息がでるようなブナの美林をガンガン登るシンドイルートでした。
あっと言う間に標高をかせぐ。全く走れません。
山道に沿って一杯咲いている花がありまして、トリカブトらしい。小中学校時代のイヤな奴らに煎じて飲ませたい。
ブナの木が少なくなり、突然森林限界上に出る。徐々に天気が良くなってきました。
二時間半でチブリ尾根小屋到着。予定より30分遅れ。ちと焦る気持ちが沸きだします。
チブリ尾根小屋から御舎利山まではさらに急登になります。脚をどんどん消費してしまいます。
三時間半で御舎利山到着。良い天気になりました。御前峰はすぐそこに見えるが、そんな訳はありません。
南竜ヶ馬場まで4.2㎞か。別山山頂がすぐそこですが、今回はパス。
御舎利山からはしばらく稜線上のコース。思ったよりずっと起伏があり、全く走れず。北アルプスを望む気持ちの良いルートですね。
油坂とか言う急坂を下って南竜ヶ馬場到着。この坂は登りたくないですね。
脚を使いきってしまいました。ここから室堂、御前峰と登って来られるか不安。
室堂まではエコーコースを登ることにしました。
九十九折りを登って、台地上に出た所はヨレヨレと走る。ポケットからカメラを取り出す時にモードダイヤルを回してしまい、露出過剰になってしまいました。
室堂ビジターセンターに13時前到着。うん、これなら暗くなる前に下山できるでしょう。
御前峰は目の前です・・・コースタイムは40分らしい。今のワタシの脚力ではあまり縮めることはできないでしょうが、頑張って登ります。
13時半、一ノ瀬から6時間半で御前峰到着。100名山2座目です。標高は2702m、2000mを越えたあたりから酸素不足を感じます。吸っても吸っても足りません。
この日は程よい陽気で山頂で昼寝をする人も居るぐらい。ワタシも一眠りしたい所ですが、下りの所要時間が良く分からないので、10分程景色を眺めたり、写真を撮ったら下山開始です。
お池廻りコースを行きたかったのですが、時間を優先で今回はここもパス。
さあ、下山ですよ。グリコーゲン使い切ったので、チョコを貪りながら室堂へ。誰に聞いても最短は黒ボコ岩コースだと言うので、そちらへ。
これが黒ボコ岩らしい。
黒ボコ岩コースが最短と言うのは本当か!? ところどころガレてるし、登り下りとも人で沢山。帰りもエコーラインにすれば良かった。
砂防新道をひたすら降りる。登山客が一杯なのでスピードがあがらない。
時間が心配だったので下りは砂防新道にしましたが、つまらないですね。何時かはさておき、次は観光新道か釈迦新道で下ってみたいと思います。
16時前に別当出会に下山。疲れました。
一ノ瀬までバスに乗ります。500円。業腹だが、もう脚はこれっぽっちも残ってないので。
Yamapの記録
消費カロリー4632kcalと言うのは???ワタシのお気に入りの杉の子温泉は工事中閉館で、その近くの白山里温泉へ。加水加温殺菌循環ですが、肌がすべっと言うかぬるっとしてくるなかなか良い温泉です。
9時間弱のトレランはワタシには最長の行程で大変しんどかったですが、美しい眺望、変化に富んだルート、大変楽しい一日でした。
Dimanche 15 Septembre 2020,
J'ai fait le trail du Hakusan à la Ishikawa préfecture.
Coin coin,
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